不動産投資を進めていくときに、中古物件をみていると、3点ユニット(お風呂とトイレが一体となるユニットバス)の物件がよくあります。

ただ、3点ユニットバスは賃貸物件としては正直不人気で、お風呂とトイレが独立しているタイプの物件が圧倒的に人気で入居付けもしやすいです。
そんな不人気間取り「3点ユニット」物件を購入して問題ないかは、不動産投資するにあたって、悩みがちな問題で、ある程度スタンスを決めておいたほうがいいでしょう。
というのも、3点ユニット物件だけど、高利回りな物件がでたときに、購入すべきかの判断が遅れてしまうからです。(不動産投資において、判断が遅れると、他の投資家が買ってしまって、悩んでいるうつに物件が買えなかったりすることが多いです。)
それでは、詳しくみていきましょう。
Contents
そもそも3点ユニット物件を買ってよいのか?

まず、3点ユニット物件を購入してよいのか??
結論からいいますと、、、
これは、どういうことででしょうか?
まずは、単身者が物件選び時に候補にあがる間取りから、3点ユニットの位置づけをみていきましょう。
単身者が検討する間取りのうち、3点ユニットのランキング
単身者向けの人気順間取りとしては、以下のような階層構造になっています。
①1LDK
②2DK、1DK(風呂・トイレ別)
③1Kや1ルーム(風呂・トイレ別)
④1Kや1ルーム(3点ユニット)
⑤1Kや1ルーム(シャワールーム)
⑥1Kや1ルーム(風呂なし)
要は、「3点ユニット物件」の下には、「⑤1Kや1ルーム(シャワールーム)や、⑥1Kや1ルーム(風呂なし)物件」があり、間取り人気のランクとしては3点ユニットは最下層ではないです。
3点ユニット物件を購入してよい場合
つまり、「⑥風呂なし物件」が駆逐されず存在しているエリアであれば、風呂なし物件ですら生き延びることができるほど賃貸需要は旺盛であるとえいます。
このようなエリアで、3点ユニット物件を購入したからといって、入居付けができず、空室で困るということは、ほぼないはずです。
さらに、3点ユニット物件は少なくとも、⑥風呂なし物件よりは人気があり、家賃も高くとれます。
すなわち、
「⑥1Kや1ルーム(風呂なし)物件」が、賃貸募集サイト(SUUMOやHOMES)に掲載されているようなエリアで、かつ、目標のキャッシュフローがでるのであれば、気にせず3点ユニット物件購入すればよい。
と、思います(^^/
3点ユニット物件を購入してよいか精査を要する場合
一方で、地方都市など、「⑥1Kや1ルーム(風呂なし)物件」がほとんど存在しないエリアであれば、「3点ユニット物件」がそのエリアでは最弱の間取りの部類になります。
この場合は、「3点ユニット物件」を買ってよいかは賃貸の客付けをしている会社にヒアリングなどして、精査すべきと思います!
ただし、この精査にも時間をかけすぎると、本当は買える物件も買えなくなってしまうので、短時間で情報を集めて、決断したほうがよいです!
3点ユニットの中古アパートの入居状況の実例

この記事の筆者ニャルKも、3点ユニットの中古アパートを保有しています。
物件スペック
・東京都内の主要ターミナル駅から電車で20分、駅徒歩11分
・築年は20年前後のアパート
・間取り1K
入居状況
出入りはありますが、ほぼ満室をキープできています。
まとめ
以上、3点ユニット物件を購入してよいかを見てきました。
この記事の筆者ニャルKは、3点ユニットだから見送るといったことはせず、エリアを鑑みて、個別に買ってよいか判断しています!
ただ、この辺りは、投資家のスタンスによるところかと思うので、3点ユニット物件を購入対象の土台にあげるかは、あらかじめ、決めておきましょう(^^/